小規模事業者・中小企業への支援と都市農業の振興・活性化
小規模事業者・中小企業に対する国・東京都からの支援への区独自の上乗せ支援
小規模事業者・中小企業に対して国・東京都からの支援へがなされている場合、江戸川区における小規模事業者・中小企業の実情に合わせて、江戸川区独自の上乗せ支援をすることにより、江戸川区における小規模事業者・中小企業の事業の活性化をより進めて行きたいと思います。
この政策に関係するブログ記事としては以下のものを書いています。
2022年7月2日「江戸川区の都市農業『農の風景』」
江戸川区産の農産物をブランド化する取り組みの拡充
江戸川区公式サイトのなかの「江戸川区の農業データ」の中では、「東京都農作物生産状況調査」によると江戸川区の小松菜収穫量(令和2年産)は2,791トンで、東京都全体の小松菜収穫量(6,885トン)の約40パーセントを占めています。東京都内では1番の収穫量で、令和2年の江戸川区の農業産出額は1,391百万円で23区内で第1位です。
このように江戸川区における小松菜の生産は日本中のトップクラスのものであることから、この小松菜をさらに有名な野菜にしていくことが望まれるもので、江戸川区で「特産農産物ブランド確立事業」が行われていますが、この「特産農産物ブランド確立事業」の一環として、現在、小松菜のブランド化のための施策が行われているものですが、江戸川区の小松菜が全国的により有名となるような施策の拡充、また、日本でのブランド化を超えて、小松菜の世界でのブランド化を目指し、小松菜の海外への輸出のインフラストラクチャ(基盤)の構築・整備などの施策を考えたいと思います。
この政策に関係するブログ記事としては以下のブログ記事を書いています。
2022年7月22日「小松菜の国際ブランド化・海外輸出」
2022年7月21日「江戸川区の都市農業への取り組み」
災害発生時の避難場所、仮設住宅建設用地等としての都市農業農地の活用
都市農業(都市部、すなわち、人口の多い市街地やその周辺で営まれている農業)の機能として、まずは新鮮な農産物の供給が重要な点ですが、同時に、火災時における延焼の防止、地震時における避難場所、仮設住宅建設用地等のための防災空間としての役割を果たすことも言われています。江戸川区において都市農業の振興は、産業の発展維持という視点だけではなく、首都直下型地震の備えの防災空間としての役割も評価されなければならないものです。都市農業と防災空間機能を結びつける政策を検討していきたいと思います。