以前2022年3月26日に「江戸川区でのネットのひぼう中傷対策の条例の制定」の記事で「江戸川区インターネット健全利用促進条例」の制定について解説しました。この条例の制定時に私はIT関係の法律を研究する大学教員・弁護士としてパブリックコメントを江戸川区に送付したことがあります。
この「江戸川区インターネット健全利用促進条例」の制定における中心人物で、条例を立案し取りまとめ、提案責任者として議会質疑を一手に担った大西洋平元江戸川区議による条例の制定に関する動画(約6分)がYouTubeで8月25日に公開されましたので、この動画を紹介したいと思います。
「東京23区初!『江戸川区インターネット健全利用促進条例』制定」 大西洋平チャンネル「当時、この条例を立案し取りまとめ、提案責任者として議会質疑も一手に担い、ついに条例制定化した瞬間を独占配信」
大西洋平元江戸川区議の尽力で「インターネット健全利用促進条例」が成立したものです。地方自治体議会において、法律上は議員の発議による条例の制定が予定されているものですが、現実には、議員の発議による条例の制定は極めて少ないのです。このような状況の下で、江戸川区議会の大西洋平元区議を中心として自民党会派の発議として条例案を提出した意義は大変大きいものと考えられます。
この条例の制定を基に、江戸川区として、インターネット上での誹謗中傷防止のために、小学校や中学校での教育や区民向けの相談体制の整備など、国民・住民に近い地方自治体として具体的にできる施策の推進を行ってもらいたいと思います。(筆者金井たかしのプロフィール)
自治体スクールコンプライアンス研究所 (東京都江戸川区)
弁護士 金井高志(金井たかし)
(江戸川区在住 弁護士 武蔵野大学[江東区]法学部・大学院教授)
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