8月初旬に、江戸川区の私の住んでいる地区の町会で、防災グッズのアルミシートが配布されました。そのアルミシートと一緒に「東京都からのお知らせ」があり、小池都知事からのメッセージ「災害はいつ起こるかわかりません。日ごろの備えが大切です。家族や地域の方々と、できていることから始めましょう。『備えよ、常に』」が記載されていました。今回は、防災のための備えについて考え、また、東京都・江戸川区における町会・自治会による防災対策普及啓発活動についてみてみます。
町会で配布された「東京都からのお知らせ」では、地震発生直後の被害や生活への影響として、以下の内容が記載されています。
・揺れによる家具の転倒により下敷きとなる可能性
・電力、上下水道、ガスなどライフラインが途絶し、生活に大きな支障
・マンションでは水道が供給されても、当面トイレが利用できない可能性
・携帯電話はつながりにくく、スマホのバッテリーが切れると家族との連絡が困難に
これらのことを踏まえて、日常備蓄をしておくことについて留意するようにとの記載があり、また、「災害時に必要なもの(被災地で重宝した品目)」として、「カセットコンロ、海中電灯、簡易トイレ、充電式ラジオなど」が記載されています。
今回、私が住んでいる江戸川区の町会で防災グッズであるアルミシートがチラシと一緒に配布されました。これは、東京都公式サイト「東京都生活文化スポーツ局」のページのなかの「町会・自治会による防災対策普及啓発事業助成金」によるもののようです。
町会・自治会でこのように積極的に防災対策普及啓発活動を行うことは本当に意義のあるものです。私の住んでいる江戸川区の地区の町会長をはじめとする役員の方々のご尽力でこのように防災グッズが配布されていることは素晴らしいことと思い、感謝しているところです。(筆者金井たかしのプロフィール)
自治体スクールコンプライアンス研究所 (東京都江戸川区)
代表 弁護士 金井高志(金井たかし)
(江戸川区在住 弁護士 武蔵野大学[江東区]法学部・大学院教授)
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