2022年11月1日の広報えどがわで、令和4年第3回江戸川区議会定例会(9月14日から10月25日)の冒頭で行われた斉藤区長の招集あいさつが掲載されていました。そこでは、江戸川区のイメージについて「子育て」「公園」「下町」という話しがなされていましたので、今回、この江戸川区のイメージについて少し見てみたいと思います。
区長は、挨拶のなかで以下の話しをしています。
「今年7月、森記念財団が公表した「日本の都市特性評価」という調査によると、江戸川区のイメージを表すキーワードのトップ3(スリー)は「子育て」「公園」「下町」でした。これも区に対する皆さまからのお声の一つですが、こうした言葉からは、「公園が多くて下町人情のある、子育てしやすいまち」という一般の方がイメージする本区の姿が浮かび上がってきます。皆さまが現在、本区に対してお持ちいただいているこのようなイメージは、先人たちが築き上げてくれた大事な財産であり、一朝一夕には成し得ない、大変ありがたいものです。」
このお話しの部分を読んで、江戸川区のイメージは、私が従前から持っているイメージと同じであると思いました。今回、上の森記念財団都市戦略研究所が公表した「日本の都市特性評価」について見てみることにします。このサイトで江戸川区の評価のところをみてみると(このサイトで「対象都市(161都市)」「地図中のアイコンをクリックすると分析結果が変わります。」のところで「江戸川区」の場所のアイコンをクリックしてください)、
1位 子育て
2位 公園
3位 下町
4位 自然
5位 緑
というイメージの順位となっています(なお、10位までのイメージが掲載されています)。
江戸川区に対して、多くの皆さんが「子育て」「公園」「下町」「自然」「緑」というイメージを持っているものです。5位までを見てみると「公園」「自然」「緑」という、大都市の東京のなかにあってもプラス評価として郊外的イメージがもたれているということがわかります。江戸川区に対するこのようなよいイメージを維持するために、江戸川区にはこれからも様々な施策を期待したいものです。(筆者金井たかし(高志)のプロフィール)
弁護士 金井たかし(金井高志)
(江戸川区在住 弁護士 武蔵野大学[江東区]法学部・大学院教授)
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